SV S10 シングル 【最終227位】 海千山千
S10お疲れさまでした!
初めてレート2000行ったので記念として構築記事を書かせていただきます。
ご参考までに…
構築
構築経緯
上位の人ほど考えてから構築は組めない人間なので、何戦か戦いながら「このポケモン重いな…」と考えながら、調整していったらこのパーティに行きついた。
せっかくなら窯ポンを使おうと思いパーティに入れて何戦かやったところ、あまりにも岩ポンが重かった。後半になって増えそうな予感がしたので対策を考えることに。そこで思いついたのは鋼テラスのカイリュー。
お相手の岩ポンのツタこん棒に合わせて鋼テラスする ➡ そのターンに電磁波を入れる ➡ 次のターン羽休めする でけたぐりなどの格闘技があっても負けないことが分かったのでこの型の行きついた。
そんなことを考えてるうちに「窯ポン軸にするより、このカイリューを軸にする方がやりやすそう」と思い、上記のカイリューを軸にパーティを組むことに。受け寄りのカイリューだったこともあり、ある程度サイクルをできるようにしたいと考えた。
カイリューと相性が良いと言えばサーフゴーだが、せっかくサイクルするならステロを撒きたい、けどどちらもステロを撒けない。でも、初手ステロ要因+カイリューサフゴだと、読みが上手くいってサイクルができても急所や追加効果、一撃技でサイクルが崩壊しそう(カイリューサフゴを使いこなせる気がしないというのが本音)。
そんなことを思いつつ、寝て起きたら急に思いついたのがステロを撒けてカイリューと相性も良いドドゲザンだった。フェアリー技にやや弱いが、カイリューには鋼テラスがあるし、環境に多いハバタクカミもドドゲザンの方がやや有利なのであまり気にならなかった。
・カイリューの弱点:氷、岩、フェアリー、ドラゴン
・ドドゲザンの弱点:格闘、炎、地面
※赤字:2体が等倍以上で受ける技
サイクルするといったもののドドゲザンは回復技が眠るしかなく、ずっと受けまわすことはできない。そのため、ドドゲカイリューで疲弊したパーティをスイープできるポケモン、疲弊したお相手のパーティをドドゲカイリューで倒せるように初手の荒らし性能が高いポケモンを入れることでパーティを構築した。
- キノガッサ:対面の鬼+ディンルー選出を抑制
- ガブリアス:スケショによる全抜き性能、電気の一貫を切る
- テツノツツミ:ランドロス(特に身代わりビルド型)が重かったので投入
- オーガポン(炎):受け構築を破壊する
構築経緯に則って、選出は基本的にドドゲカイリュー@1。
@1枠を誰にするか、先発に置くか、後発に置くかは、お相手のパーティを見てから決める。私は大体「初手に身代わりランドが来たら詰むな…初手にツツミ投げとくか」みたいな感じで、初手に隙を見せたらやばいかやばくないかで決めてる。
個体解説
<カイリュー>
テラスタイプ:鋼
性 格:腕白
特 性:マルチスケイル
実数値:197(244)-154(0)-145(132+)-*-120(0)-117(132)
持ち物:ゴツゴツメット
技構成:アイアンヘッド/地震/羽休め/電磁波
調整意図:s116振りのカイリュー抜き抜き、Hは奇数、Bあまり
▼終盤では減ったけどちょっと前にめちゃくちゃいたカイリューを参考
https://ka-cr.hatenablog.com/entry/2023/08/02/131337
ドドゲザンとサイクルを回す要因 兼 岩ポン対策枠(飛行タイプが岩ポンの対策枠になるのおかしい気がする)。
スカーフやブエナのハバカミ、ツツミ以外なら電磁波で素早さを逆転させながら戦える。
アイアンヘッドで電磁波まひるみも可能(この動きだけに頼るのは流石に弱いと思うけど、ついででこれができるのが強い)。
ドドゲザンを突破してハバカミが一貫すると思ったお相手がフェアリーテラスを切ってきて、そこに鋼テラスを合わせて突破する流れも多かった。
努力値をちゃんと割り振ってると上記の実数値になるはずなのですが、実際は何故か素早さが1低かったです。努力値が4ほど迷子になってます。ポケモン初心者かな???
鋼カイリューの良いところは固定シンボルで簡単に手に入るところ。
<ドドゲザン>
テラスタイプ:飛行
性 格:慎重
特 性:まけんき
実数値:207(252)-155(0)-140(0)-*-150(252+)-71(4)
持ち物:ヨプの実
技構成:ドゲザン/ハサミギロチン/ステルスロック/でんじは
調整意図:HDぶっぱ
カイリューとサイクルを回す要因。
イダイトウのお墓参りにも耐性があって、そこそこの耐久があるのもGood。
カイリューがハバカミ、ツツミに弱いのでHDにぶっぱ。
テラスタイプはボックスにいたのが飛行タイプだったので飛行。ほぼテラスは切らなかった。
初手に出すことも多かったので特性は負けん気。ハバカミのムンフォでCダウンを引くと激熱。
ドドゲザンとカイリューでは対処が難しい聖なる剣持ちのパオジアンに投げられるよう格闘半減実を持たせた。電磁波がいられればカイリューでも上を取れるようになる。
眼鏡ハバカミ・ツツミを考えるとオボンにしたくなる(どっちもオボン込みで確定数が確定2から乱数2発~確定3発くらいになる)が、終盤にはあまり当たらなかったので今期はこれでよかったと思う(電磁波するハバカミが増えたおかげでメガネが減ったイメージ)。
毎シーズン、フワライドの小さくなる構築にボコボコにされていたが、ドゲザンが必中のおかげで勝てた。
ギロチンは確率通りくらいの命中率だった。
<キノガッサ>
テラスタイプ:ゴースト
性 格:陽気
特 性:テクニシャン
実数値:135(0)-182(252)-140(4)-*-80(0)-122(252+)
持ち物:気合のタスキ
技構成:種マシンガン/マッハパンチ/岩石封じ/地ならし
調整意図:ASぶっぱ
初手で荒らす要因。
個人的対面最強ポケモン。基本的に不利対面は存在しない化け物。
あらかじめ動きを決めておくと動かしやすい。以下は上位6位の対応例。
- カイリューに岩石封じ
- ハバカミには種マシンガン
- サーフゴーには地ならし
- オガポン(炎)には岩石封じ
- パオジアンにはマッハパンチ(胞子を警戒するとゴテラは切られにくい)
- ウーラオスには地ならし(とんぼか交換で裏に引く or 毒・鋼テラスを切ってくるので)
カイリューの神速透かし等を狙うために霊テラスにしたが、キノガッサにテラスをする余裕はなかったので基本テラスしなかった。
ガッサにテラスしても良い構築なら種ガンの代わりに胞子入れるのが強いと思う(先月はこの型で使ってた)。
初手ディンルーを抑制できる枠だったので、選出しなくても仕事をできて偉かった。
<ガブリアス>
テラスタイプ:フェアリー
性 格:陽気
特 性:さめはだ
実数値:191(60)-175(196)-140(0)-*-105(0)-169(252+)
持ち物:ラムのみ
技構成:地震/スケイルショット/テラバースト/剣の舞
調整意図:Hは16n-1、Aあまり、Sぶっぱ
実はドドゲカイリューは電気が一貫するので電気の一貫を切る要因。
最初はダメージ計算とかしようと思ってたけど、そんなのどうでもよくなるくらい強かった。特に何かを意識したわけではないけど、Hに60振ってたの効いた場面は多かった。
テラスはフェアリーか鋼で迷ったが、お相手のガブのスケイルショットを防げるフェアリーにした。
キノガッサを入れてる関係上、コノヨザルが初手に出てきがちだったので、コノヨザルがいる構築には初手に投げて、剣舞 ➡ フェアリーテラバするのが強かった。命がけされると普通に倒されるが、「自分より早いポケモンには命がけしないでしょう」読みでこれを通してた。スカーフ命がけで落とされることもあるので注意しよう(1敗)。ガッサで抑制はしてるものの、一応ディンルーも強い。
ラムにした理由はテラスして地面じゃなくなったことを良いことに、電磁波してくる人が多かったから。鬼火ドラパやカバルドンにも強く出れるのもGood。
<テツノツツミ>
テラスタイプ:水
性 格:臆病
特 性:クォークチャージ
実数値:131(0)-*-135(4)-252(0)-80(0)-206(252+)
持ち物:こだわりスカーフ
技構成:ハイドロポンプ/冷凍ビーム/フリドラ/クイックターン
調整意図:CSぶっぱ
クイックターンがあるおかげで、サイクルの1ピースになれるのも偉かった。
ブエナが発動しないツツミのスカーフはほぼ警戒されないので刺さる場面は多かった。
クォークチャージが発動しないツツミに対して、スカーフのランドとウーラがテラスせずに突っ込んでくることが多かった(おそらくとんぼ返りをするつもりだったと思われる)。そこにフリドラを打ち込むことでかなり試合が有利になった。
でも正直メガネの方強いと思う。
ハイドポンプの技はずしはニックネームを「ゼンブアタル」にすることで対策した。
水テラスツツミの良いところはテラスを変えなくても良いところ。
<オーガポン(炎)>
テラスタイプ:炎
性 格:意地っ張り
特 性:型破り(テラス時:面影宿し)
実数値:185(236)-189(252+)-104(0)-*-80(0)-133(20)
持ち物:かまどの面
技構成:ツタこん棒/ウッドホーン/身代わり/剣の舞
調整意図:
・A:火力を出すために意地っ張りぶっぱ
・S:準速カイリュー抜き
DLCのストーリーでかわいかったので入れた。
受けループ用に入れたポケモンだったけど、受けループに一回もあたらなかったので本当に受けループを破壊できるかは不明。
キョジオーン、ヘイラッシャ、ドオー、チオンジェンなどの受けポケモンが3体以上いる構築に投げてすべてを破壊した。
選出率は低かったけど、出した試合は全部活躍してたので普通に強いポケモン。
テラスタイプを変えなくても良い神ポケモン。
きついポケモン
・絶対零度パオジアン
頑丈がいないので当然と言えば当然。パオジアンを前に一回でも行動できるようドドゲザンをヨプを持たせたはずなのに、普通に零度でやられることがあった。今期はあまり零度を打たれなかったが、打たれた絶対零度は全部当たった。
・スケショセグレイブ
スケショ、氷柱バリ、地震、礫@イカサマダイスを踏まえると、うちのパーティでは誰も止められない。ドドゲザンで地震を耐えつつ電磁波したらぎりぎり戦えないこともない。
・キョジオーン
毒テラスだったらガブでどうにかなる。水やフェアリーだとシンプルにしんどい。最悪ドドゲザンのギロチンを当てる(なお、頑丈)。
結果
TNりょくちゃ 最終227位/2010
おわりに
ここまで見て頂きありがとうございます。初めて構築記事を書いたので見にくい個所も多々あったかもしれません。
今回は最近ずっと頼りっきりだったイダイトウからの卒業を目標にしました。
あのポケモン強すぎてイダイトウしか使えない体になりそうだったので…
イダイトウいなくてもそこそこ戦えることがわかったので目標達成とさせていただきます。
カイリューの努力値をミスっていたり、プレミも多かったですが、「まだまだ強くなれる!!」と前向きにとらえることにします。
また時間がとれそうだったら頑張ります。
あとボイスロイドでYouTube動画投稿とかもやってます(投稿頻度はアレですが)
もしよろしければどうぞ。
こちら私の推しです。
私のチャンネルの登録は最悪しなくてもいいので、こっちを購入してボイロ実況者になろう。私は色んな人のボイロポケモン実況を見たい。